残雪期 谷川岳 はじめての快晴
2019年5月4日(土) 晴れ
新元号「令和」。
令和初の食事、令和初の飲み会、令和初の通勤・・・。何かと○○初の〜と付けたがるのは日本人の性なのか、(わかりませんが…)本日令和初の登山で谷川岳に登ってきました。
群馬・新潟県境にある谷川岳は標高1,977m。2,000mに満たない標高ながらもアルペン的な景色を味わえる名山です。
谷川岳に登るのはこれで5回目となりますが、残雪期は初。いつもとは全く違う景色が非常に楽しみです。
登山口1,319m→山頂(トマの耳)1,963m 【標高差】644m 【距離】5.8km
〜僕らのコースタイム 4時間10分〜
天神平ロープウェイ山頂駅(7:25)→熊穴沢避難小屋(8:30)→肩ノ小屋(10:05)→谷川岳山頂(10:15)→肩ノ小屋(10:35)
肩ノ小屋(11:15)→熊穴沢避難小屋(12:05)→天神平ロープウェイ山頂駅(12:50)
同行者と合流して水上方面へ。
6時30分頃に天神平ロープウェイの駐車場に到着しました。1日500円です。
ロープウェイの運行時間は日によって違うのでホームページでご確認ください。この日は7時からロープウェイが運行していました。
ロープウェイの乗り口手前で登山届け提出の声かけをしていました。このGWも各地で遭難事故が発生しています。登山届は間違いなく提出しましょう。
7時25分、天神平ロープウェイ山頂駅。
登山者とスノーボーダー、そして観光客が入り混じる不思議な光景。
我々は序盤の急登を避けるため、リフトを乗り継ぎました。
リフトを降りたら改めて出発。まずは熊穴沢避難小屋を目指します。
僕が谷川岳に登る時は大体ガスってますが、本日は快晴!
避難小屋まではこんな感じのトラバースがいくつかあります。
万が一、足を滑らせたら全力でピッケルをぶっ刺しましょう⛏
8時30分、熊穴沢避難小屋到着。
まだそんなに歩いてないのにドチャクソあちぃ!
ここからは頂上までひたすら登りなので、10分ほど休憩。
いつも渋滞する鎖場などは雪に埋もれているので、夏道より早いかもしれません。
写真は天狗のトマリ場手前。このあたりはもう雪がありませんでした。
あとはここを登りきれば肩ノ小屋。近いような遠いような・・・。
背中ビチャビチャな男がビチャビチャな斜面を鬼の形相で登っていきます。
10時5分、肩ノ小屋に到着。
同行者が「山頂は何度も行ってるからメシ食って待ってるわ」と言うので1人で山頂へ向かいます。
なんだかいつもより存在感があるケルンを通り越して・・・
10時15分、谷川岳山頂(トマの耳)に到着!
360度、素晴らしい景色。
5回目にして、谷川岳ってこんなに展望よかったんだなって(笑)
ちなみにオキの耳には行っておりません。
ホイップクリームみたいな雪庇にビビって退散です。
肩ノ小屋に戻って山並みを眺めながら昼食タイム。
万太郎山方面。いつかここを辿って平標山まで縦走してみたいものです。
11時15分、下山開始。
小屋直下の急坂は慎重でしたが、その他はシリセードを交えつつ楽しく下山。
13時前にはロープウェイに到着しました。
残雪の谷川岳山行はゴキゲンな天気と相まって、夏とはひと味違った景色を楽しむことができました。
しかしそれと同時に危険性も肌で感じました。落ちたらアカンとこ。たまーに聞こえる小さい雪崩の音。危険はいくつもありますので、万全の体制で望みたいと思います。
さてさて、下山後の温泉ですが、今回は「鈴森の湯」です。大人1人750円。
露天風呂は若干ぬる目の湯温で、水の流れる音を聞きながらいつまでも入っていられます。
食事も美味しそうで、釣り堀もありました🐟温泉以外にも楽しめそうですし、施設も綺麗でオススメです。