YAMABIKO

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ゆるふわ登山マンによる登山&ギア情報ブログ。主に関東近郊の登山情報やギアのレビューをお届けします。

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秋の常念岳テント泊登山!

2020年9月21-22日(月-火)

 

9月中旬。

アルプスでテント泊をしよう!というコンセプトのもと、北アルプスの「常念岳」に登ってきました。

自分の防寒装備的にも恐らくギリギリ大丈夫な時期。

距離もそこまでないし、鈍りまくった体にはちょうどよいのではないか、という算段です。

 

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御存じ「常念岳」は北アルプスの南部に位置しており、日本百名山の一座に数えられております。市街地からも拝めるその端正な形容から、安曇野のシンボルとも呼ばれているとかいないとか。

個人的にはこちらの常念岳で、日本百名山29/100となります。まだまだ先は長い。

 

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登山口1,260m→山頂2,857m
【標高差】1,597m 【距離】11.8km
〜僕らのコースタイム7時間50分(休憩抜き)〜
Day1 一ノ沢登山口(7:20)→常念小屋テント場(11:30)

Day2 常念小屋(4:30)→常念岳(5:30)→常念岳(6:00)→常念小屋テント場(6:40)~テント撤収~ 常念小屋テント場(7:30)→一ノ沢登山口(10:00)

 

人気の山ということで、今回は前日から車中泊で臨みます。

一ノ沢登山口に着いたのは11時頃だったかな?それにも関わらず駐車場はほぼ満車状態でした。なんとか駐車して、朝まで約7時間、熟睡でした。

 

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登山口の小屋。

★Day1

常念口一ノ沢山岳相談所。登山届けはネットで提出済み。

 

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今日の相棒はEXPEDのEXPLORE 60 (エクスプローラー60)くん。

EXPEDって自分にとって「なんか良い」ブランドなんだよな~。

 

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AM 7:20

トイレでビッグバンを起こしたら出発!

今日の目的地までの常念小屋までは大体6km弱。ゆったり行きましょう。

 

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一ノ沢って名前だけあって、登山道の横には常に川が流れております

涼しくて気持ちいいし、素晴らしい登山道な気がしてきたぞ。

 

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AM 8:15

登山口から2.1kmほど歩いてきました。標高は300mほどしか稼いでいません。つまりは、ここからまぁまぁ急だということ。

 

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川沿いで涼みながら休憩したり~、橋をなんども渡ったり~。

 

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AM 10:00

胸突八丁まで来ました。ここがまぁーーー急。皆さんこの手前で息を整えていました。

ちなみに小屋まで残すところあと標高差400m。あと400mしか登れません!!(筋肉体操風)

 

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胸突八丁で疲弊し、トボトボ歩く同行者。

僕は、というと久々のアルプスにテンション爆アゲ、そしてザックのすわりが非常に良いことにより快調でした。

 

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AM 10:45

第一ベンチ(いくつあったか忘れた)。

 

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AM 11:30

本日の目的地である常念乗越に到着~。

めちゃめちゃにガスってる~~泣

 

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ガスが晴れるのを祈りつつ、早速テント設営です。

本日の別荘は「ビッグスカイ チヌーク2P」でございます。軽さより居住性をとったタイプでとにかく広い!そして吊下げ式を採用しているので設営がめちゃ早なのです。

そういえばレビューしてなかったのでそれは詳細は後程記事にするとしましょう。

 

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一部ガスが晴れて槍ヶ岳の雄姿が!

テン場のみなさん、一斉にカメラを構えます。

しかし常念岳方面は一向にガスが晴れないのでこの日の登頂は断念。やることもないので仮眠をとることにしました。

 

 

 

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(1時間後)ガス晴れとる・・・!

しかしこの時点で16時前。往復1時間半はかかるとして、周囲は暗くなりそうだし、夕飯の準備もしなきゃだし・・・。と、色々考えた結果、明日の朝の登頂に決定。

 

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夕食後、テント場が綺麗だったので撮影。

星空は部分的には見えてたけど、やっぱり雲がかかってました。

防寒対策をしっかりして就寝。珍しく全然寝られなかったけど笑

 

 

 

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★Day2

AM 4:30

外に出てみると雲がとれて星空が丸見え。常念岳方面見るとヘッドライトのあかり。

星空撮ってみよう!と思ったらミニ三脚を忘れたことに気づく・・・。

三脚ないけど気合いで撮った1枚がこれ。GR3で適当に設定して撮ったけど案外うつるもんだな~。

 

朝飯の菓子パンを食べて常念岳に出発。

道中はガレガレの道。暗くて道もわかりづらいので間違わないように。1人間違うと後ろの人も連られて間違っちゃうからね。実際それで道なき道を登ってる人たちもいた。アブねえ。

 

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山頂手前。空が白んできました。日の出までもうすぐです。

 

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AM 5:35

常念岳登頂&ご来光。いや~、神々しい!

そして素晴らしい雲海。登って良かったと思える瞬間ですな。

 

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山頂の祠と槍ヶ岳

山頂付近は混雑していたのでそそくさと場所を空けます。

 

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なんだかんだ山頂付近に30分くらいいたと思います。

それくらい景色が素晴らしかった。十分に堪能したら、テン場に戻るとします。

 

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すっかり明るくなりました。

今度はここを超えて蝶ヶ岳まで行きたいな~。

 

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テントを撤収して、下山する時の1枚。シルエットがいい感じ。

AM 7:30 下山開始です。

 

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帰り道に水を補給。それ以外はほとんど休みなし!飛ばしに飛ばしまして、大体2時間30分くらいで登山口まで戻ってきました。

 

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AM 10:00

お疲れさまでした。

はじめての常念岳でしたが登山道も面白いし、景色も良くて最高でした。またこのあたりの山域を縦走する時にでも登りたいと思います!

 

 

帰りは大王わさび農場に行って、わさび丼食べて帰ろ~と思っていましたが、まさかの2時間待ち。みんなソーシャルディスタンスを保って並んでました。わさび丼そんなに人気なのかよ!(失礼)