YAMABIKO

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ゆるふわ登山マンによる登山&ギア情報ブログ。主に関東近郊の登山情報やギアのレビューをお届けします。

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四阿山に登るなら、根子岳にも登っておけ!

2018年8月15日(水) 晴れ

 

お盆休みの中日に四阿山根子岳を縦走してきました。

当初は唐松岳あたりを登る予定でしたが、諸事情によりこちらの山になりました。

 

登山口は複数ありますが、今回は菅平牧場から登るルートで登ります。

牧場のゲートを通って突き当たりまで行くと駐車場があります。この日は到着が早かったこともあり、一番奥の駐車場に停められました。ちなみに駐車料金は1人あたり200円です。(1台あたりではありません。)

 

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5〜6時間で周回できるルートになっており、今回は四阿山から登ることにします。

結果からいうと、こちらのルートで正解でした。

 

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6時55分、入山。

今日の同行者は病み上がりの父です。

 

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丸太の橋を渡る箇所があります。

真夏ですが、下界と違ってやや涼しいです。

 

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四阿山への道はたびたびこういった笹が深いところがあります。

道を見失うことはないと思いますが、足元に木の根があったりするので注意は必要です。

また、雨が降ったあとだと擦れて濡れるので、ゲイターがあったほうが良いかもしれません。

 

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8時30分、展望が開けました。

アルプスの山々が見えます。何度も振り返りながら気分良く歩いていきます。

 

 

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ちっさいケルン越しから見る浅間山方面。

 

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9時10分、根子岳との分岐に到着。

ここから15分ほどで山頂ですが、ここにきてガスに覆われてしまう・・・。

 

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山頂へと続く木段を登ります。風が吹いているのでガスが流れてくれるといいのですが・・・。

 

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9時30分、四阿山山頂に到着です。

標高2,354m。山頂は嬬恋村になるんですね。

 

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群馬県側を見下ろす。下に見える湖はバラギ湖でしょうか。

パルコール嬬恋からゴンドラを利用して登るルートや鳥居峠から登るルートもあります。

 

ガスガスで展望もほとんどないので、休憩もそこそこに根子岳へと向かいます。

 

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分岐を過ぎ、「大隙間」と呼ばれる道を下っていきます。

ここの下りが中々に急、そして湿っていたり木の根が多かったりで大変歩きにくいです。

この道は登りたくないなーとボヤきながら黙々と下ります。四阿山根子岳の周り方で良かったと思う所以です。

 

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樹林帯を抜けると根子岳の山体が!

今回の山行、この鞍部(コル)から山頂にかけての景色を見にきたと言っても過言ではありません。

心地よく風が通り抜けていく登山道を歩いていきます。

 

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中腹から四阿山方向。色がハッキリと分かれています。

隣の山だというのに、こうも植生が違うんですね。

 

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根子岳山頂の手前、左手には爆裂火口の切り立った壁があります。なだらかな山容と趣を異にする断崖です。

 

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11時20分、根子岳山頂に到着。花の百名山ですが、高山植物については全く詳しくない・・・。

徐々に覚えていこうと思います。

 

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昼食を食べて12時下山開始。眼下には菅平の町。

 

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途中に休憩スペースがありました。

公園とかによくあるこういった建屋を「四阿」というんですが、この四阿の屋根のようになだらかな山体であることから「四阿山」という名前がついているとのことです。

 

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13時15分、下山完了。お疲れ様でした。

牧場のソフトクリームを食べてフィニッシュです。

日帰りで手軽に縦走でき、雄大な景色が楽しめる、とてもいい山だと思います。

 

 

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牧場なので当然ヒツジやウシもおります。🐑